平成３年に東京地裁判事補として任官し、以後、岐阜地裁、仙台法務局、東京地裁、宇都宮地家裁大田原支部、東京法務局、東京地裁、公正取引委員会で勤務しました。その後の略歴は、次のとおりです。
　平成27年  4月 東京高裁判事
　平成30年  7月 東京地裁判事（部総括）
　令和  4年  4月 国税不服審判所長
　令和  6年  4月 東京高裁判事
　令和  6年  5月 秋田地家裁所長

　令和６年５月８日付けで秋田地方・家庭裁判所長に就任しました。秋田県での勤務は初めてですが、同じ東北の福島県の出身であり、豊かな自然に恵まれ、風光明媚な秋田県で勤務することができることを大変うれしく思っています。
　現在、裁判手続のデジタル化が進められておりますが、デジタル化によって秋田地家裁がより利用しやすくアクセスしやすい裁判所となるよう検討を重ねていきたいと考えています。
　また、裁判員制度は、施行から１５年となりました。この間、県民の皆さんの高い意識や誠実さに支えられて、順調に運営されてきたと考えているところですが、裁判員制度について県民の皆さんの理解が一層得られるよう、制度の周知や更なる運用の改善に努めたいと考えています。
　どうぞよろしくお願い申し上げます。