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福井地方・家庭裁判所長
長谷部 幸弥(はせべ さちや)
昭和36年10月15日生
平成2年4月に大阪地方裁判所判事補として任官し、その後、名古屋地方・家庭裁判所豊橋支部、東京地方裁判所、那覇地方・家庭裁判所平良支部、東京地方裁判所、釧路地方・家庭裁判所北見支部、大阪地方裁判所と異動しました。近時の経歴は次のとおりです。
- 平成23年4月
- 大津地方・家庭裁判所判事(部総括)
- 平成26年4月
- 大阪地方裁判所判事(部総括)
- 平成30年4月
- 大阪高等裁判所判事
- 令和3年1月
- 京都地方裁判所判事(部総括)
- 令和4年3月
- 福井地方・家庭裁判所長
【御挨拶】
令和4年3月1日付けで、福井地方・家庭裁判所長に就任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
出身は京都市で、福井には幼少時に家族旅行で訪れたことがあり、美しい風景も含め、とても良い思い出として心に残っています。福井は風光明媚で、魚介類を始め、自然の恵みにあふれており、職務に励みつつ、この地での生活を楽しみたいと思います。
福井での勤務は初めてです。平成2年に裁判官に任官し、最初は大阪、次に豊橋、その後、東京、沖縄の宮古島、北海道の北見を経て、この約14年間は、大阪、大津、京都というように、関西で執務しておりました。また、任官後、民事事件を中心に担当しておりました。
現在、裁判所は、数々の事件に取り組みながら、さまざまな課題に取り組んでおります。民事訴訟では、利用者の方々のご理解を得つつ、IT化を通じた運営改善に力を注いでいます。刑事訴訟では、施行後13年を迎える裁判員制度について、更に円滑な運用を図りつつ、これをより参加しやすい手続としたいと考えております。家事事件では、調停手続の充実を図るとともに、成年後見制度の基礎となる地域全体の体制整備のため尽力いたしております。これらの手続を通じ、新型コロナウイルスの感染拡大防止を図るとともに、適正迅速な裁判の実現に努めております。
私どもが心しなければならないのは、裁判所も、裁判も、国民の皆様の信頼に支えられていることだと思います。職員一同、日々の職務を通じ、皆様からの信頼に応えつつ、更に信頼される裁判所を目指していきたいと思っております。なにとぞよろしくお願い申し上げます。