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仙台高等裁判所長官

仙台高等裁判所長官

写真:仙台高裁長官永渕 健一(ながふち けんいち)
(生年月日:昭和37年1月2日)

 

 

 

 

 

 

略歴

 平成2年に大阪地裁判事補として裁判官に任官し、その後は佐賀地家裁、最高裁、高知地裁、東京地裁や司法研修所などで勤務したほか、近年の略歴は次のとおりです。

平成23年4月
福岡高裁判事
平成24年4月
福岡高裁事務局長
平成28年4月
東京高裁判事
平成28年7月
東京地裁判事(部総括)
令和5年6月
静岡地裁所長
令和6年8月
東京高裁判事(部総括)
令和7年9月
仙台高裁長官

ご挨拶

 令和7年9月8日付けで仙台高裁長官となりました永渕健一です。
 管内は非常に広く、支部や簡易裁判所を含めて、多くの裁判所がある高裁の長官ということで、重責であり、身の引き締まる思いであるとともに、大いにやり甲斐も感じているところです。
 私は、長崎の出身であり、これまで東京から西の任地ばかりで、東北地方への赴任は初めてです。九州とは自然も文化も風土も違うのだろうと想像しており、東北地方各地を巡ることを非常に楽しみにしています。また、着任後に、東日本大震災の被災地である仙台市の荒浜地区と名取市の閖上地区に伺い、被害の甚大さに改めて思いを致すとともに、復興の取組を進めつつ、震災の記憶や教訓の伝承に努めておられることを実感させていただいた次第です。
 デジタル化の急速な進展、それを背景とした高度情報化、国際化、そして価値観の多様化等々、社会・経済情勢は大きく、かつ急速に変化しており、裁判所に求められる役割も大きくなり、同時に多様化、複雑化しています。裁判所としては、社会の実情も踏まえつつ、法令に則って、紛争や事件の適正かつ迅速な解決を実現していくことが司法府としての職責であると思います。デジタル化のメリットも活かして、より短期間で一層充実した審理を行い納得性の高い判断を示すなど、より利用し易く、頼りがいのある裁判所とすることによって、皆様の御期待・御信頼に応えていきたいと考えています。
 微力を尽くしたいと思っていますので、どうぞよろしくお願い致します。

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