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横浜家庭裁判所長
阪本 勝(さかもと まさる)
昭和38年10月30日生
略歴
昭和63年4月に裁判官に任官し、東京地裁、和歌山地家裁、最高裁家庭局、宮崎地家裁延岡支部、最高裁調査官室、千葉地裁、大阪地裁などで勤務した後、さいたま地家裁川越支部長、宮崎地家裁所長、岡山地裁所長を経て、令和5年5月から大阪高裁部総括を務めていました。
ご挨拶
令和7年1月15日付けで横浜家庭裁判所長に就任いたしました。宜しくお願い申し上げます。
令和6年4月~9月のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」のヒロインのモデルの三淵嘉子裁判官は、昭和54年に横浜家庭裁判所長を定年退官されました。このドラマでは、3四半世紀前に家庭裁判所が創設された時代が生き生きと描かれており、興味深く視聴していました。三淵嘉子裁判官に縁のある横浜家庭裁判所で勤務できることをうれしく思います。
家庭裁判所は、家事事件、少年事件という家庭に関する身近な紛争、事件を担当する司法機関です。この紛争、事件に社会の変化が反映されますので、これに的確に対応して、複雑化、困難化した事件の解決に取り組めるように体制を整える必要があります。また、最近、家庭裁判所に関連する法律の改正がありますが、特に、父母の離婚後等の子の養育に関する民法等の改正法の施行が令和8年5月までに予定されていますので、改正法施行後の調停、審判、裁判が円滑に行われるように準備していく必要があります。そして、調停におけるウェブ会議の活用などのデジタル化にも引き続き取り組む必要があります。
横浜家庭裁判所において、これらをはじめとする諸課題に職員と一体となって取り組み、皆様の期待に応えるように力を尽くしたいと思います。
皆様の御支援と御理解をお願い申し上げます。