トップ > 各地の裁判所 > 旭川地方裁判所/旭川家庭裁判所/旭川地裁管内の簡易裁判所 > 旭川地方裁判所・旭川家庭裁判所について > 旭川地方・家庭裁判所長
旭川地方・家庭裁判所長
河本晶子(かわもとあきこ)
旭川地方・家庭裁判所長
河本晶子(かわもとあきこ)
略歴
平成 4年 4月 東京地裁判事補
以後、福岡家裁、東京地裁、東京家裁八王子支部、さいたま地裁に勤務
平成21年 4月 横浜地家裁横須賀支部判事
平成24年 4月 釧路地家裁部総括判事
平成26年 4月 東京高裁判事
平成29年 4月 宇都宮地裁部総括判事
令和 2年 4月 東京高裁判事
令和 3年12月 東京地裁立川支部部総括判事
令和 6年 2月 旭川地家裁所長
就任のごあいさつ
令和6年2月16日付けで旭川地方・家庭裁判所長に就任いたしました。札幌出身ですが、関東地方での勤務が長く、北海道での勤務は平成24年からの釧路勤務に続いて2回目になります。冬のさなかでの着任でしたので、久しぶりに雪の降る暮らしを実感して懐かしい思いになりました。
我が国の社会経済情勢は刻々と変化しており、人口減少社会というこれまで誰も経験したことのなかった社会構造の下、従前どおりの発想では十分に対応できない事柄が増えてきています。また、人々の価値観や行動様式は多様化しており、紛争解決のためによりきめ細かい考慮が必要になります。裁判所は、具体的な事件の適正・妥当な解決を通じて国民の権利を擁護し法秩序を維持する役割を担う司法機関として、これらの変化に対応していくことが常に求められています。
現在、民事裁判についてオンラインで手続きを行う等のデジタル化が進められていますが、近い将来には民事裁判にとどまらず、裁判所が行うさまざまな分野の司法作用についてもデジタル化が進んでいくことが予想されます。このことは、裁判手続のみにとどまらず、裁判所が提供する司法サービスのあり方についても大きな変革をもたらすかもしれません。変化する社会の中でよりよい裁判所の姿を追求していくと同時に、地域のみなさまに対して円滑・迅速に適正な司法サービスを提供できるよう職員一同とともに力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。