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旭川地方・家庭裁判所長
旭川地方・家庭裁判所長
石垣陽介(いしがきようすけ)
略歴
平成3年4月に裁判官に任官し、横浜、福島、東京、徳島、沼津の各裁判所に勤務
近年の略歴は次のとおり
平成24年 4月 山形地家裁部総括判事
平成27年 4月 東京高裁判事
平成30年 4月 さいたま地家裁部総括判事
令和 4年 4月 東京高裁判事
令和 4年10月 旭川地家裁所長
就任のごあいさつ
令和4年10月25日付けで旭川地方・家庭裁判所長に就任いたしました。北海道での勤務は初めてであり、ご縁あって、豊かな大自然に囲まれた美しい旭川の街で暮らすことができ、幸せに思っています。
我が国の社会経済情勢は日々刻々と変化し、人々の価値観や行動様式が多様化して、紛争も複雑困難化する昨今、紛争解決機関としての役割を担う裁判所には、これらの変化に対応していくことが常に求められております。現在、民事裁判のデジタル化が進められていますが、あわせて訴訟の審理運営の在り方を見直すことによって、今まで以上に適正迅速な裁判が行われるように努めてまいりたいと思います。
また、刑事裁判については、国民のみなさまのご理解とご協力をいただき、裁判員裁判が順調に運営されているところですが、広大な管轄地域を擁する当庁では、遠方からご参加されている方もいらっしゃるとのことで、感謝の念に堪えません。今後、新たに裁判員候補者となる18歳、19歳の方々にも積極的にご参加いただき、若い世代の視点からの意見が反映されることで、より評議が深まることを期待しております。
さらに、家庭裁判所においては、関係機関とのネットワーク構築を進めて成年後見の普及を図り、その利用の促進に努める所存でございます。
なお、依然として、新型コロナウイルス感染症への警戒が必要な状況が続いていますが、来庁されるみなさまに安心していただけるように、裁判所として、引き続き感染防止対策を徹底していきます。
最後になりましたが、地域のみなさまには、円滑に適正な司法サービスを提供できるよう職員一同努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。