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水戸家庭裁判所長
前田 巌(まえだ いわお)
昭和40年10月8日生(58歳)
略歴
平成3年に裁判官に任官し、東京、静岡、仙台などで勤務してまいりました。近年の略歴は、次のとおりです。
- 平成23年4月
- 名古屋高裁判事
- 平成25年4月
- 名古屋地裁判事(部総括)
- 平成26年4月
- 東京地裁判事(部総括)
- 平成31年4月
- 千葉地裁判事(部総括)
- 令和3年9月
- 東京家裁判事(部総括)
- 令和4年11月
- 高松家裁所長
- 令和6年1月
- 水戸家裁所長
ごあいさつ
令和6年1月5日付けで水戸家庭裁判所長に就任いたしました。
家庭裁判所は、家庭内の問題や非行がある少年の事件を取り扱う、国民の皆様にとって最も身近な裁判所といえると思います。そして、民事・刑事の裁判は、過去にどのようなことがあったかを認定し、これに法を適用することで紛争解決・法秩序維持を図りますが、家庭裁判所では、それだけでなく、それが今(現在)どうなっていて、これから(未来)どうなっていくのかを見極め、将来に向けてより良い解決(少年であればどう立ち直るか)を示していきます。家庭裁判所は、「より良い未来を志向する」裁判所だという点に大きな特徴があると考えています。
今日、社会や家庭の在りようが大きく変化する中で、家庭裁判所の果たす役割への期待もより高まってきていると感じています。私は、前任地に引き続き、そのような家庭裁判所の所長として、裁判所を利用される国民の皆様の声や社会からの家庭裁判所の役割への期待も受け止めて、より利用しやすく、そして、頼りにしていただける存在となるように、環境整備に努めてまいりたいと考えています。
よろしくお願いいたします。