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裁判官が皆さんの学校にうかがいます!
1 なごや出張裁判所(出前講義)について(高校、大学等対象)
名古屋地裁では、令和5年から18歳・19歳の方も裁判員に選ばれるようになったことを踏まえ、これから裁判員になる可能性のある高校生、大学生の皆さんを対象に、「なごや出張裁判所」と題する出前講義の取組みを行っております。
裁判官が、皆さんの高校、大学、専門学校、短期大学などにお伺いし、お話させていただく機会を設けさせていただきます。また、先生方の勉強会やオンラインの御要望にも対応いたします。
2 内容
裁判員裁判について、制度や実情のご説明のほか、模擬裁判・模擬評議の体験などを通じてお伝えします。併せて、皆さんから率直なご意見、ご質問などをお聞きできればと思います。
さらに、ご要望に応じて、
- 刑事裁判、あるいは司法制度の役割
- 成年年齢が18歳となることに伴い、18歳・19歳の皆さんが社会の中でどのような法的問題に向き合うことになるのか(契約をめぐる諸問題や、刑事裁判において「特定少年」として取り扱われること等)
といった問題について取り上げることなども含め、具体的な企画の内容については、ご要望を踏まえてアレンジさせていただこうと考えております。
3 申込み、問合せ先
名古屋地方裁判所総務課広報係(平日9:00~17:00)
TEL:052-203-9092
※参加人数、実施時期・内容・方法についてのご希望、代表者の方の電話番号をお伝えください。
※実施希望日の遅くとも1か月前までにお申し込みください。また、できる限り複数候補日をいただけますと幸いです。
裁判員裁判について
「裁判員制度って、どんな制度?」
裁判員制度とは、国民の皆さんに裁判員として刑事裁判に参加してもらい、被告人が有罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを、裁判官と一緒に評議して決めてもらう制度です。
「18歳・19歳でも裁判員に選ばれるの?」
以前は20歳以上の方から選ばれていましたが、成年年齢の引き下げに伴い、令和5年から、18歳・19歳の方も裁判員に選ばれる可能性があります。
今年に裁判員に選ばれる可能性がある方には、昨年11月頃に、裁判員候補者名簿に記載されたことをお知らせする連絡が送付されています。
そして、今年1月1日以降、事件ごとに裁判員等候補者に選ばれた方に、選任手続期日のお知らせが送付されます。
・名古屋地裁における裁判員等選任手続のイメージ(PDF:975KB)
・名古屋地裁の裁判員裁判における新型コロナウイルス感染拡大防止の取組
ぜひ積極的な参加をお願いいたします!
若い世代の方々に、それぞれの視点等に基づく率直なご意見を評議で述べていただくことで、幅広い国民の視点や感覚を裁判に反映させることにつながります。候補者に選ばれた方は、ぜひ積極的な参加をお願いいたします。