裁判員裁判で使用する施設について

裁判員裁判を行うために使用する施設をご紹介します。

裁判員候補者待合室

 「選任手続期日のお知らせ」を受け取られた裁判員候補者の方々には,選任手続期日の当日,裁判所にお越しいただきます。最初にご案内するのがこの部屋です。

 この部屋では,裁判所職員から選任手続の流れや事件の概要などについてご説明します。

写真:裁判員候補者待合室

質問手続室

この質問手続室で,裁判長が,各裁判員候補者の方にあらかじめご提出いただいた質問票を参考にしながら,辞退希望の有無やその理由,不公平な裁判をするおそれの有無などについて質問をします(候補者のプライバシーを保護するため,非公開で行われます。)。

質問手続などを経て,最終的にくじで事件ごとに裁判員6人が選ばれます(必要な場合は補充裁判員も選任します。)。

午前中に選任手続を終了した後,その日の午後から審理に参加していただく場合もございます。

写真:質問手続室

裁判員裁判用法廷

裁判員の方々に分かりやすい裁判を行うため,法廷には画像を映し出すためのモニターを設置するなど,様々な工夫が施されています。

このような裁判員裁判用法廷は,大阪地方裁判所本庁では16法廷,堺支部では3法廷設けられています。

写真:裁判員裁判用法廷

評議室

法廷での審理の終了後,この部屋で,法廷で見聞きしたことに基づいて,被告人が有罪か無罪か,有罪だとしたらどのような刑にするべきかを話し合っていただきます(評議)。なお,評議は非公開です。

写真:評議室