トップ > 各地の裁判所 > 大阪地方裁判所/大阪家庭裁判所/大阪府内の簡易裁判所 > 府内の裁判員制度関連情報 > 大阪府内の裁判員制度関連情報 > 裁判員候補者になって大阪地裁に来たらQ&A
- 裁判所に着くと,まずはどこに行けばよいですか。
- まずは,裁判所からお送りした地図を参考に,裁判員候補者待合室までお越し下さい。
- 裁判員候補者待合室では,どのようなことをするのですか。
- 裁判員候補者待合室では,裁判所職員から選任手続の流れや事件の概要などについてご説明します。
裁判員候補者待合室
- 選任手続の流れや事件の概要などの説明が終わったあと,どのようなことをするのですか。
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説明の後,質問手続を行います。
質問手続室で,裁判長が,各裁判員候補者の方にあらかじめご提出いただいた質問票を参考にしながら,辞退希望の有無やその理由,不公平な裁判をするおそれの有無などについて質問をします(裁判員候補者のプライバシーを保護するため,非公開で行われます。)。
質問手続などを経て,最終的にくじで事件ごとに裁判員6人が選ばれます(必要な場合は補充裁判員も選任します。)。
質問手続室
- 裁判員や補充裁判員に選ばれると,どうなるのですか。
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裁判員や補充裁判員に選ばれた方は,法廷での審理に参加していただきます。
法廷では,検察官と被告人・弁護人がそれぞれの主張を述べ,それを裏付けるための証人尋問や,証拠物の取調べなどが行われます。
法廷には画像を映し出すためのモニターを設置するなど,裁判員や補充裁判員の方々に分かりやすい裁判を行うために様々な工夫が施されています。
裁判員裁判用法廷
このような裁判員裁判用法廷は,大阪地方裁判所本庁では16法廷,堺支部では3法廷設けられています。
- 法廷での審理が終了すると,何をするのですか。
- 法廷での審理の終了後,評議室で,法廷で見聞きしたことに基づいて,被告人が有罪か無罪か,有罪だとしたらどのような刑にするべきかを話し合っていただきます(評議といいます。)。なお,評議は非公開です。
評議室
- 評議が終了すると,何をするのですか。
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評議が終了すると,評議の結果に基づいて,裁判長による判決宣告がされ,裁判員もこれに立ち会います。
判決宣告が終わると,裁判員としての仕事は終了です。
※ 選任手続の流れや裁判員裁判の流れについては,動画『裁判員に選ばれるまで,選ばれてから』(約15分)で,映像とともに分かりやすく説明しています。
これは,選任手続当日,裁判員候補者の皆さんにご覧いただくものですが,裁判員裁判の全体の流れがコンパクトにまとまった内容になっていますので,是非ご覧ください。