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静岡家庭裁判所長
家令 和典(かれい かずのり)
(昭和36年3月18日生)
略歴
平成3年,出身地である福岡で裁判官生活をスタートし,次の任地である京都では,家庭裁判所で少年事件,家事事件を担当しました。その後は,一貫して刑事事件を担当し,東京高等裁判所判事,最高裁判所調査官などを経て,千葉,東京,横浜の各地方裁判所で裁判長を務めました。令和4年1月から静岡家庭裁判所長を務めています。
ごあいさつ
富士山を間近に望み,四季折々の自然に恵まれた静岡の地で勤務できることを,大変幸せに思っております。
家庭裁判所は,国民の皆様にとって最も身近な家庭の問題や,少年の非行の問題を担当する裁判所であり,地域の関係機関や民間の方々のご協力を得ながら,70年以上にわたり,その解決に当たって参りました。国民の価値観や家族の在り方が多様化し,高齢化が急速に進む中,家庭紛争の内容は複雑化し,その解決のニーズは高まっておりますし,成年後見制度の果たす役割も大きくなっています。少年を取り巻く環境も変化し,非行の類型は多様化しておりますし,根深い問題を抱えた少年の事件も少なくありません。静岡家庭裁判所は,このような情勢の変化に適切に対応し,利用しやすく,頼りがいのある裁判所を目指して,努力して参ります。