【横浜地裁】令和6年度法の日週間行事「事実認定体験」の開催結果について

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法の日週間行事「事実認定体験」を開催しました

令和6年10月1日(火)、横浜地方裁判所において、中学生以上の学生の方を対象として、事実認定(証拠に基づいて、判決の基礎となる事実を認定すること)体験を実施しました。
イベントでは事実認定体験のほか、刑事裁判手続についての説明、裁判官への質問コーナー、法服着用体験や法廷見学も行いました。

画像:案内チラシ

1 刑事裁判手続の説明

スライドを交えながら刑事手続の流れや刑事事件のルールの説明を行いました。

当日のスライド1

当日のスライド2

説明の中で出題した裁判所に関するクイズについてご紹介します!
Q 裁判官が着る法服の色はどうして黒なのか?
A  1 心が一番落ち着く色であるから
    2 汚れが目立たなく、長年使えるため
    3 黒は何色にも染まらず、公正さを象徴するため

さいにゃん

2 事実認定体験

事実認定体験では、身近な題材を用いて、裁判官の法的な考え方を体験していただきました。

登場人物の証言や証拠物をもとに、事実があるかどうかの判断を行いました。

当日の写真

当日の写真

当日の写真

 
最後に、参加者の皆様に法廷の内側に入って見学していただき裁判官の法服着用体験もしていただきました。
参加者の声
  • 裁判の流れや裁判官の考え方を知ったり、法廷に入ったりすることで、今まで遠かった存在がとても近く感じられた。
  • 事実認定体験について、たくさんの事情や証拠を視野に入れ、信憑性や重要性を考える大切さが分かり、とても興味深かった。
  • とても楽しかったです。法律に関する仕事に興味はあったものの、詳しく知らなかったり、目指す勇気が出なかったので、今回この体験会に参加できて本当に良かったです。
  • 法服着用体験や法廷見学など普段はできないようなことをさせていただいて良い経験になった。

3 おわりに

参加者の皆様からは、裁判についての理解を深められた、裁判所を前よりも身近に感じられるようになったという感想を多くいただきました。引き続き、裁判所では様々なイベントを企画していきますので、興味がありましたら是非ご参加ください!

クイズの答えはこちら!
裁判官が着る法服の色はどうして黒なのか?
黒は何色にも染まらず、公正さを象徴するため

他のどんな色にも染まらない黒色は、人を公正に裁く裁判官の服の色として、最適であると考え、法服は黒色になったと言われてております。