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福島地方裁判所長

福島地方裁判所長

金澤 秀樹(かなざわ ひでき) 

略歴

平成6年に東京地裁判事補として任官し、以来、前橋地家裁高崎支部、山形地家裁、東京地裁、裁判所職員総合研修所、高松高等裁判所で勤務しました。

近年の略歴は次のとおりです。

 平成27年4月 福島地家裁判事(部総括)

 平成30年4月 東京高裁判事

 平成31年4月 東京地裁判事(部総括)

 令和6年2月    東京地裁判事(部総括・民事執行センター担当所長代行)

 令和7年1月    東京地家裁立川支部判事(支部長)

ご挨拶

 令和8年5月25日付けで福島地方裁判所長に就任いたしました。

 平成27年4月から平成30年3月までの3年間、福島地裁民事部の部総括判事として勤務しましたので、福島県での勤務は2度目、山形での勤務を加えると東北地方の勤務は3度目です。出身は東京ですが、豊かな自然に囲まれ、人柄のよい東北での生活を希望しておりましたので、再び福島県に勤務する機会に恵まれ、大変嬉しく思っております。

 着任後、沿岸地域の状況を視察し、伝承館や震災遺構を見学させていただきました。改めて甚大な被害が生じたことを実感し、深く心を動かされました。前回の福島赴任時も、原発被害のあった地域を見学させていただく機会があったのですが、そのころに比べると、インフラ等に関しては大きく復興が進んでおり、悲しみを乗り越えながら前に進んでいく人々のたくましさを感じることができました。しかし、今なお従来の生活が戻るまでは険しい道のりが続くことも実感し、復興の難しさも感じたところです。改めて、東日本大震災と原発事故によって被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 現在、裁判所では、様々な分野のデジタル化を進めております。令和8年5月には、民事裁判の訴訟記録の電子化等のいわゆるフェーズ3が始まりました。さらに、令和9年春には、刑事裁判・少年審判のデジタル化が始まります。令和10年6月までには、民事執行、民事調停、倒産手続等に加え、家庭裁判所の家事事件、人事訴訟事件のデジタル化を迎えることになり、裁判所の手続・記録の全面デジタル化がスタートします。これら一連のデジタル化は、手続を利用する国民の皆様の利便性を高めるとともに、迅速かつ効率的な裁判の実現を図ることによって、裁判所の紛争解決機能を強化することにあります。デジタル機器の扱いに慣れた方にはもちろんのこと、苦手意識を持つ方々にも、円滑な司法サービスを提供できるように体制を整えてまいりたいと思います。また、福島県内での裁判員裁判は、いずれも多くの県民の皆様に支えられて順調に運営されており、皆様の高い意識と誠実な姿勢に心より感謝しております。

 今後も、より一層質の高い裁判が実現できるように環境を整えていく所存です。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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