トップ > 各地の裁判所 > 福島地方裁判所/福島家庭裁判所/福島県内の簡易裁判所 > 福島地方裁判所・福島家庭裁判所について > 福島家庭裁判所長
福島家庭裁判所長
浦野真美子(うらのまみこ)
昭和34年12月25日生
略歴
平成2年4月に横浜地裁判事補として任官し,以来,さいたま地家裁熊谷支部,東京地裁,水戸地家裁下妻支部,東京家裁,さいたま地家裁越谷支部,東京家地裁立川支部で勤務しました。近年の略歴は次のとおりです。
平成23年4月 青森地方・家庭裁判所判事(部総括)
平成26年4月 東京高等裁判所判事
平成27年8月 東京家庭裁判所判事(部総括)
平成31年4月 横浜地方裁判所判事(部総括)
ご挨拶
令和3年10月18日付けで福島家庭裁判所長に就任しました。
福島での勤務は初めてですが,青森で勤務した時に東北の自然と人情に魅了されてしまいましたので,家族旅行で訪れた裏磐梯や会津地方の良い思い出のある福島で勤務できることをとても嬉しく思っています。
福島は東日本大震災及び原子力発電所の事故により甚大な被害を受け,10年余りが経過した現在,復興が進んでいる一方,未だ困難な課題を抱えていることを,着任後実感しました。家庭裁判所としては,司法サービスの向上に努め,生活基盤の再生に少しでもお役に立ちたいと考えています。
近年,国民の価値観や家族の在り方が多様化し,家族をめぐる問題について,複雑で困難な事件が増えているとともに,法的な解決のニーズは高まっており,これに応えるために,家事調停については,調停運営の改善に取り組んでいるところですが,さらに取組を進め,紛争解決機能の強化を図っていきたいと考えています。また,少年事件については,令和4年4月に施行予定の改正少年法に関し,適切な運用の在り方を検討しているところです。
家庭裁判所は,裁判官,裁判所書記官,家庭裁判所調査官,家事調停委員など,様々な職種が連携し協力し合って,チームとして紛争のよりよい解決を図っていくところです。そのようなチームとしての力が最大限発揮できるよう力を尽くしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。