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京都地方裁判所長
北川清(きたがわきよし)
生年月日 昭和37年5月15日
- 平成2年4月
- 大阪地裁判事補
その後,最高裁家庭局,東京地裁,通商産業省,青森地家裁,書記官研修所,司法研修所(民事裁判教官),大阪高裁(事務局長)などで勤務
- 平成28年4月
- 大阪地裁判事(部総括)
- 令和2年2月
- 大阪地裁判事(所長代行者)
- 令和3年10月
- 京都地裁所長(10月10日付け)
ご挨拶
このたび,京都地方裁判所長に就任いたしました。
私は,大学1年生から11年間,京都の地で生活をしていました。そんな私にとって,この歴史と伝統に培われた文化の薫り高い京都で勤務することは大きな喜びです。
新しい令和の時代となり,社会経済活動の複雑化,少子高齢化の進展に伴う社会構造の変化,家族観,価値観の多様化や国際化の進展,IT等の情報通信技術の発展普及など,裁判所をめぐる情勢は大きく変わろうとしています。そのような中で,適正迅速な裁判の実現という裁判所の課題に向けて何ができるのか様々な角度から検討していきたいと思います。
民事裁判では,ウェブ会議等の手続のIT化の運用が始まっています。それを契機とした審理運営の改善も進めていく必要があります。刑事裁判では,裁判員裁判において,広く国民の皆様が参加しやすいように手続運営を更に工夫する必要があります。簡易裁判所では,訴訟事件のほかに身近で利用しやすい民事調停手続の利用促進にも取り組んでいきます。
適正迅速な裁判を実現し,より良い司法サービスを皆様に提供できるように,環境整備に努めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。