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略歴
平成4年に裁判官に任官し、大阪、鹿児島、福岡久留米、長崎佐世保、福井等で勤務してきました。
近年の略歴は、次のとおりです。
- 平成27年4月
- 大阪地方裁判所判事(部総括)
- 平成31年4月
- 京都地方裁判所判事(部総括)
- 令和4年6月
- 大阪地家裁堺支部長
- 令和5年8月
- 福井地方・家庭裁判所長
- 令和7年2月
- 京都地方裁判所長(2月26日付け)
ご挨拶
令和7年2月26日付けで京都地方裁判所長に就任しました。和歌山県の出身で、関西を中心に仕事をしており、京都での執務は3回目となります。長い歴史に育まれた京都で3回も執務できることを、大変光栄に思います。
昨今、社会の変化が激しく、生じる問題も複雑化していく中で、裁判所の果たすべき役割はますます大きくなっていると感じます。裁判所が利用しやすく、頼りがいのある存在であるために、一層の努力と工夫を重ねていかねばならないと決意しています。
現在、裁判所では、裁判手続へのアクセスを良くし、手続を利用する当事者・関係者の負担を軽くすべく、各分野でのデジタル化を推進していますが、これを順調に進展させ、定着させていくことが目下の最大の課題です。また、紛争解決に対する社会の期待に適切に対応できるよう、民事分野ではより迅速で納得性の高い紛争解決が求められていますし、刑事分野でも裁判員の皆さんとの協働の下での納得性の高い判断が求められています。これらの期待に応えるためには、裁判官・職員が知識や経験を適切に共有・継承し、裁判所全体の紛争解決力をさらに高めていくことが必要であると感じています。これらの課題について、所長として微力ながら尽力していきたいと決意しています。どうぞよろしくお願いいたします。