出前講義を開催(高松市立国分寺中学校)

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令和3年12月9日に高松市立国分寺中学校で開催された「キャリアチャレンジ~仕事体験学習(働く人々から学ぶ)~」に,高松地方裁判所から唐澤裁判官と赤根事務官が参加し,裁判所に関する授業をさせていただきました。

今回の授業のテーマは「裁判員になったつもりで判決を考えてみよう!」です。生徒の皆さんには,はじめに模擬裁判の動画を見ていただき,それをもとに評議(裁判官と裁判員が話し合い,判決を決めるもの)を体験していただきました。
今回模擬裁判で審理されている事件は「強盗致傷事件」です。動画の中には普段耳にすることのない裁判に関する用語などが出てきますが,生徒の皆さんはシナリオの大事そうな場所にラインマーカーでしるしをするなど,とても真剣に動画を見てくれていました。

出前講義画像

評議では,審理の中で出てきた証拠資料や証言などをもとに,被告人は有罪だと思うのか,それとも,無罪か,自分の考える意見を発表してもらいます。判決を考えるのは生徒の皆さんにとって初めての経験ですが,時間が経つにつれ自分の意見を発表してくれる人が増えていき,人の意見を聞いて「私もそう思う!」や「私はそうは思わない!」などと白熱した議論がかわされる場面もありました。

国分寺中学校の皆様ありがとうございました。

出前講義画像

高松地方裁判所では,依頼先の要望を踏まえ,コロナウイルス感染症対策をとって,広報活動を行っています。広報活動の内容は以下の当庁ホームページに掲載しています。

https://www.courts.go.jp/takamatsu/about/koho/l4/kouhou_index.html