検察審査員・補充員について
検察審査員とは
検察審査員は,検察審査会のメンバーであり,選挙権を有する国民の中から,それぞれの地域ごとに,くじで選ばれます。任期は6か月です。
検察審査員の仕事については「検察審査員・補充員の仕事」のページをご覧ください。
補充員とは
検察審査会は,11人の検察審査員によって構成されますが,1人でも検察審査員が欠けると,会議を開き議決をすることができないことになっています。そこで,検察審査員が病気等で会議に出席できなくなったり,やむを得ず辞任した場合などに,その人に代わって検察審査員の仕事をしていただきます。
選ばれ方や任期は検察審査員と同じです。
群について
検察審査員・補充員は,「群(ぐん)」と呼ばれるグループに分かれて選ばれます。群は全部で4つあり,任期はいずれの群も6か月ですが,時期や選ばれる人数が異なります。
検察審査員・補充員の任期や選ばれる人数は,以下のとおりです。
第1群(各5人):2月1日から7月31日まで
第2群(各6人):5月1日から10月31日まで
第3群(各5人):8月1日から翌年1月31日まで
第4群(各6人):11月1日から翌年4月30日まで
各群の任期は3か月ごとに重なっており,常に検察審査員・補充員が11人ずついるようになっています。
検察審査員・補充員に選ばれたら
検察審査員や補充員に選ばれた方には,最初の検察審査会議日の1か月くらい前に,検察審査会から,検察審査員・補充員に選ばれたことや,検察審査会議の日時などをお知らせする書面をお送りします。
ご不明な点がありましたら,検察審査会事務局にお問い合わせください。
検察審査会議に出席する際の持ち物
検察審査会議にお越しいただくときは,次のものをご持参ください。
- 検察審査会議の日時をお知らせした書面
- 旅費・日当等の振込先(金融機関名,支店名や口座番号など)が分かるもの
- 印鑑(スタンプ式は不可)
検察審査会議ですること
検察審査員・補充員が検察審査会議でどのようなことをするのかについては,「検察審査員・補充員の仕事」をご覧ください。
守秘義務について
検察審査員が自由に意見を言えるようにするため,検察審査会議は非公開とされています。そのため,誰が検察審査員・補充員であったか,どの検察審査員がどのような意見を述べたかなどについては,外部に漏らすことが禁止されています(守秘義務)。ただし,守秘義務に反しない範囲で,検察審査員・補充員を経験した感想を周囲の方に話すことは問題ありません。
検察審査会議に出席できないとき
検察審査員・補充員は,原則として検察審査会議に出席しなければなりませんが,病気などでどうしても出席できないときは,検察審査会事務局に連絡してください。
お身体に不自由がある方へ
お身体の不自由などによりお手伝いを必要とされる方が検察審査員・補充員に選ばれた場合,検察審査会事務局で会議に参加しやすいよう準備します。ご不明な点がありましたら,検察審査会事務局にお問い合わせください。