検察審査員の仕事
検察審査員に選ばれたら,検察審査会議に出席して,主に次の2つの仕事をすることになります。
検察審査会議を行う会議室のイメージ
不起訴処分の当否を審査すること
検察官が不起訴処分にした事件のうち,審査申立人から申立てがあった事件や,職権で取り上げた事件について,検察官の不起訴処分が相当だったかどうかを審査します。
審査の流れについては,「検察審査会での審査の流れ」のページをご覧ください。
検察事務の改善に関する建議・勧告
検察の仕事全般について,改善すべき点があれば,検事正(地方検察庁の長)に対して,その点を指摘して改めるよう申入れをします。
補充員の仕事
検察審査会は,11人の検察審査員によって構成されますが,1人でも検察審査員が欠けると,会議を開き議決をすることができないことになっています。そこで,検察審査員が病気等で会議に出席できなくなったり,やむを得ず辞任した場合などに,その人に代わって検察審査員の仕事をしていただきます。
補充員も検察審査会議に出席していただく必要があります。