令和元年5月21日，裁判員制度は10周年を迎えました。
　広島地方裁判所では，積極的に裁判員制度の広報活動を行っており，その一環としてプロ野球広島東洋カープ球団の協力を得て，球場での広報活動を実施いたしました。⇒実施結果(PDF:819KB)

　5月21日三次きんさいスタジアム及び6月22日マツダスタジアムにおいて，裁判官が来場者の皆様に先着順で特製クリアファイルを合計4,000枚配布しました。
　特製クリアファイルは，広島地方裁判所と広島東洋カープがコラボレーションしたものであり，左から中﨑選手がパティシエ，會澤選手がビジネスマン，松山選手が介護福祉士，鈴木選手が大工，大瀬良選手が教師及び菊池涼介選手が漁師と，さまざまな職業に就いた選手のイラストをデザインしています。
　これまでに多種多様な方に裁判員を務めていただき，裁判員制度が多くの方に支えられていることを表現しています。
　特製クリアファイルは，「裁判官による裁判員制度訪問説明会」（出前講座）に参加していただいた方にもお配りしていますが，数に限りがございますので，出前講座を希望される方は，お早めにお申し込みください。
　申込み方法などの詳細はこちら⇒「裁判官による裁判員制度訪問説明会」

　試合では，5回裏終了時に，広島地方裁判所，広島地方検察庁及び広島弁護士会（法曹三者）の有志関係者らで，CCダンスを披露し，超満員のスタンドの観衆に向けて裁判員制度のPR活動を行ったほか，センターバックスクリーンの大型オーロラビジョンに裁判員制度広報用のCMを2回放映させていただきました。

　今回の球場広報活動は，広島東洋カープの地域貢献活動の一環としてご協力いただいており，カープ球団公式のウェブサイトでも紹介していただきました。⇒広島東洋カープ公式ウェブサイト
　広島地方裁判所では，裁判員制度が，広島東洋カープと同じように地域に根付いていくよう，これからも積極的な広報活動を行ってまいりたいと思います。