トップ > 各地の裁判所 > 岡山地方裁判所/岡山家庭裁判所/岡山県内の簡易裁判所 > 岡山地方裁判所・岡山家庭裁判所について > 岡山家庭裁判所長
岡山家庭裁判所長
久保田 浩史(くぼた ひろし)
昭和36年3月20日生
略歴
昭和62年4月に裁判官に任官し、福岡地裁、和歌山地家裁、東京法務局、法務省訟務局、大阪地裁、和歌山地家裁新宮支部、大阪高裁、高松法務局、鹿児島地裁、京都地裁、広島高裁松江支部、福岡高裁で勤務しました。主に民事事件を担当していました。
御挨拶
令和6年3月に岡山家庭裁判所長に就任しました。
裁判所というと「白黒つける」ところというイメージが強いかもしれませんが、それだけではなく、和解などによって事案に即した柔軟な解決を図ることも大切な仕事です。特に、家庭裁判所は、家族や少年の将来のために最も適切と思われる方向性を考えるという作業の重要性が大きいところです。そのために、裁判官や家庭裁判所調査官、書記官などの裁判所職員は、関係者の言い分をよく聞いてよく考えるのはもちろん、調停委員や参与員など民間の方の力を借りて、よりよい解決を得られるよう努力しており、これからも努力していくつもりです。また、例えば成年後見制度の利用促進など、個々の事件を離れても、行政を含めた地域社会と連携・協力することが求められていると考えています。
家庭裁判所が取り扱う事件については、近時、関連する制度の様々な改正があり、これからもあると聞いています。また、調停におけるウェブ会議の利用など、裁判手続のデジタル化も進んでいます。これらの動きに適切に対応できるように準備を進めていきたいと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。