申立方法

ここでは,手続の流れ,申立ての方法について,ご案内しています。

申立てまでの準備(以下の流れは参考例です。この順序で準備すると比較的効率的に準備できます。)。

 申立てについては,この項だけでなく,成年後見制度を一通り理解した上で,ご準備ください。

 なお,未成年後見,任意後見監督人選任の申立てについては別途裁判所にお問い合わせください。

イラスト:かんとくん

1. 本人情報シート及び診断書等の準備

 「本人情報シートと診断書の依頼について」(PDF:169KB)をご確認の上,本人情報シート及び診断書等をご準備ください。各書式については,下記3の申立セットをご確認ください。

2. 申立類型の選択

 1で記載された診断書の内容を確認し,申立類型(後見,保佐,補助)を選択してください。

 申立ての段階では,診断書を参考にして,該当する類型の申立てをすることで差し支えありません。医師の診断の結果については,「診断書」(PDF:161KB)の「3 判断能力についての意見」欄のチェック部分をご覧ください。4段階に分かれているところは,上から順に,判断能力あり,補助,補佐,後見に相当します。

3. 書式のダウンロード

申立セットをダウンロードしてください。

4. 戸籍等の取り寄せ

 (1)申立人の戸籍謄本・(2)本人の戸籍謄本,(3)本人の住民票又は戸籍附票・(4)後見人等の候補者の住民票又は戸籍附票をご用意ください。

 なお,この戸籍謄本は,申立人と本人が四親等内の親族であることを確認するために必要となるものですから,結婚などで別の戸籍に分かれているときはその他の戸籍謄本(申立人と本人のつながりが確認できるところまでのもの)も取得する必要があります。詳しくは,「戸籍の仕組み」(PDF:510KB)をご覧になるか市町村戸籍係にお問い合わせください。

5. 「登記されていないことの証明」の取得

 上記4で取得した戸籍謄本を利用して,法務局で本人の「登記されていないことの証明」(PDF:365KB)を取得してください。

 なお,法務局では,証明申請時に「戸籍謄本を返還してほしい」旨申し出ると,証明申請時に添付した戸籍謄本を返還してもらえますので,返還してもらったものを,裁判所への申立時添付用の戸籍謄本として使用することもできます。

6. その他の書類をご用意ください。

申立書類チェックリスト(PDF:178KB)を利用して書類が揃っているか点検してください。

手続の流れ(PDF:86KB)