~ 地方裁判所委員会での意見を踏まえて ~

福岡地方裁判所では、平成15年8月に設置された福岡地方裁判所委員会における委員の方々からの裁判所の運営に関する様々な御意見を参考にして、次のような取組みを行っています。

（平成19年5月2日）

裁判官が福岡県内の小･中学校や高校に出向いて、裁判所や裁判官のこと、憲法や裁判員制度等について講義を行っています。今後も、裁判員制度の導入をはじめとする司法教育の重要性にかんがみ、地域に根付いた取組みとして工夫･定着させていきたいと考えています。

平成16年から毎年8月に親子裁判所見学会を実施しています。それまでも、学校や任意の団体等を対象とした裁判所見学会を随時実施していましたが、現在は、夏休みを利用し、小学生とその保護者を対象とした裁判所見学会を行っています。このような機会を通じて、家庭の中でも司法のことについて話をしていただくなど興味を持っていただく契機にしていただければと考えています。今後も裁判所を身近に感じていただく取組みを企画していきたいと考えています。

本ホームページの｢福岡地方裁判所お知らせコーナー｣の裁判所以外の機関の相談窓口の案内を刷新し、より充実したものとなりました。 また、各裁判所の傍聴券交付情報が裁判所のホームページ上で確認できるようになったり、福岡地方裁判所のホームページの初期画面に裁判所の庁舎や福岡県の名所等の画像を盛り込み、親しみやすいものにしました。さらに、差出人名義が｢法務局認定法人｣などとなっている郵便文書が送られてきた場合の注意喚起のメッセージを掲載するなど、適宜ホームページの内容を更新するようにしています。

このほか、裁判員制度に関する催し物(裁判員制度説明会やパネル展等の開催)の案内についても掲載しており、今後も本ホームページをより充実させていくよう努めます。

福岡市営地下鉄六本松駅３番出口付近に福岡高等・地方・家庭・簡易裁判所及び福岡第一・第二検察審査会の所在を示した地図を設置しています。
また、福岡地方裁判所管内の支部及び独立簡易裁判所庁舎周辺に庁舎誘導案内表示板を設置し、裁判所までの行程が分かりやすいものとなっています。　
今後も裁判所までのアクセスが分かりやすく、来庁者が利用しやすいものにしていきたいと考えています。

平成26年1月に配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律（以下「ＤＶ防止法」と言います。）が一部改正されたことに併せて、ＤＶ防止法による保護命令の申立てを考えている方のためのリーフレットを作成し、福岡地方裁判所本庁及び管内の支部、簡裁の各裁判所庁舎内に備え置くとともに、自治体や警察署、法テラス、ＤＶセンター等に配布しました。

福岡地方裁判所では、業務継続計画や防火・防災消防計画に基づき、同計画にかかるプロジェクトチームを立ち上げて、火災や地震が発生した際の避難訓練のほか、裁判中の地震発生を想定した法廷内訓練などを企画し、実施しています。最近では本庁と支部間で連携した防災訓練を実施し、本庁・支部間における情報伝達等の訓練も実施しています。

また、防災備品として、平成26年3月中に、本庁及び管内の支部、簡裁の法廷などにヘルメットを整備することにしています。

福岡高等・地方・家庭・簡易裁判所合同庁舎内のＡＥＤの設置場所については、全館案内板やフロア案内板にＡＥＤマークを表示しています。
なお、当サイト内においても、ＡＥＤの設置情報を含むバリアフリー情報を掲載しています。

(お問い合わせ先)
福岡地方裁判所事務局総務課広報係
電話番号:092-781-3141(代表)
※平日午前9時から午後5時まで