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「裁判所オープンデー」を開催しました。
金沢地方・家庭・簡易裁判所では、法の日週間行事として、10月1日(土)に裁判所を開放する「裁判所オープンデー」を開催しました。
当日は多くの方にお越しいただき、各種イベントを通して、裁判所の役割や法への理解を深めていただきました。
クイズラリー・キャラクター探し・庁舎見学
10時から裁判所を開放し、各チェックポイントに置かれているクイズに挑戦したり、職員の説明を聞いたりしながら庁舎内を見学していただきました。小学生以下のお子さんには裁判所のキャラクター探しに参加していただきました。
チェックポイント①「調停ブース」
裁判所で話し合いにより解決を目指す調停の手続について、パネル展示やリーフレットにより紹介しました。
チェックポイント②「裁判所の職業紹介ブース」
裁判所で働いている職員について、動画やポスターを通して紹介しました。
チェックポイント③「刑事裁判ブース」
裁判員裁判について、法廷の前でパネル展示を行いました。また、裁判員裁判でも使用される法廷の中では、法服を着て記念写真の撮影を行いました。
チェックポイント④「裁判所の役割ブース」
二つの法廷を映画館に見立てて、裁判所の役割について、動画で紹介しました。
チェックポイント⑤「裁判所のキャラクター紹介ブース」
裁判所の公式キャラクターを展示して紹介しました。
チェックポイント⑥「民事裁判ブース」
ラウンド法廷で民事裁判について紹介しました。
模擬調停
13時10分から正面玄関オープンスペースで模擬調停を行いました。交通事故の事案を題材に、窓口での説明から調停成立までの一連の流れをご覧いただきました。
裁判手続と異なり、調停の手続は非公開のため、実際に調停がどのように始まり、どのように終わるのかについて関心を持っている方も多く、観覧席が満席の中、2回の調停を経て無事調停が成立しました。模擬調停後には、「難しい法律用語については理解できるように説明してもらえるのか。」、「調停成立の場面では申立人と相手方が必ず同席するのか。」、「費用はどの程度なのか。」など、多くの質問があり、調停に対する関心度の高さがうかがえました。
パネルディスカッション
14時30分から実際に調停を担当している裁判官、調停委員及び弁護士の三者で調停制度についてディスカッションを行いました。最初にそれぞれの立場から調停にどのように関わっているのかの紹介があり、次に現在の調停制度の良い点や足りないと感じている点について意見が交わされました。最後に調停が利用しやすい制度になるために、今後期待されることについて議論されました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。