トップ > 各地の裁判所 > 金沢地方裁判所/金沢家庭裁判所/石川県内の簡易裁判所 > 金沢地方・家庭裁判所について > 広報活動 > 石川県立輪島高等学校で模擬裁判員裁判企画「集まれ!ミライの裁判員in能登」を開催しました!
「集まれ!ミライの裁判員 in 能登」を開催しました。
令和5年9月29日(金)、模擬裁判員裁判体験イベント「集まれ!ミライの裁判員 in 能登」を開催しました。
参加していただいたのは、石川県立輪島高等学校2年生の皆さん。
今回は、能登地区の高校生を対象に、①18歳から裁判員に選任される可能性があることを知ってもらうこと、②裁判員制度がどのようなものか実際に体験・見学してもらうことで裁判員に対する不安や疑問を少しでも解消してもらうことを目的に開催しました。
まずは、準備のために早めに輪島高校さんに到着。裁判所の職員が学校に到着してから、皆さん元気に挨拶してくれたことがとても印象的でした!
模擬裁判員裁判を体験・見学しよう!
さっそく模擬裁判員裁判スタート!
内容は、コンビニでの強盗致傷事件。
配役は、生徒の皆さんや先生に御協力いただきました。
(被告人役は、先生が熱演されました。)
今回は能登地区を担当している國宗裁判官も登場!今、目の前で行われた手続について、裁判官が説明します。
本番さながらの緊張感の中、時折訪れるハプニングに笑みもこぼれながら、裁判はスムーズに進んでいきました。
評議を体験しよう!
模擬裁判が終わった後、数人のグループに分かれて評議を体験してもらいました。
被告人は有罪なのか、それとも無罪なのか・・・自分なりの意見を考えた後、グループで話し合い、最後にはグループの結論を出してくれました!
本物の評議さながらに、同級生と真剣に議論している皆さんの姿・・・素敵でした!
グループごとの結論が出たようです。
それでは、一斉に挙げてみましょう!せ~のっ!
「有罪!」「無罪!」・・・・グループで意見が分かれました。
いくつかのグループに理由を聞いてみると、指紋やアリバイなど客観的な証拠を軸に、鋭い指摘がありました。
どのグループも模擬裁判をしっかり見て、どうしてその結論になったのか、はっきり言葉で説明できていました!
今回は有罪の意見が多かったため、もう一度模擬裁判に戻り、有罪の判決が宣告されました。
裁判官に聞いてみよう!
最後は「裁判官に聞いてみよう!」のコーナーです。
國宗裁判官が皆さんからの「裁判員制度」や「裁判官」に関する質問にお答えしました。
輪島高校の皆さんへ
今回の企画に対し、終始真剣に取り組んでいただいた生徒の皆さん、事前の調整や会場設営に御協力いただいた先生方、そして快く受け入れてくださいました輪島高校の皆さん、本当にありがとうございました!