裁判所で活躍するProfessional:裁判所事務官

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裁判所事務官。一人一人が尊重され、自発的に考え行動ができる風通しの良い職場環境

 山崎 大地 
  札幌地方裁判所 裁判所事務官(R4採用) 

 私は現在、札幌地方裁判所刑事部所属の事務官として、書記官の仕事を補助する事務を行っています。具体的には、検察官や弁護人等との間の書類の授受、開廷前の法廷の準備、証人や裁判員裁判に参加する裁判員の方の接遇など、事務の内容は多岐にわたっており、刑事裁判の手続に幅広く携わっています。これらの事務の一つ一つは、裁判所を利用される方、広くは国民の信頼に繋がっている重要な仕事で、やりがいと責任感を感じながら、充実した日々を過ごしています。
 刑事部では、毎日、検察官や弁護人等たくさんの法律の専門家のほか、裁判員裁判の選任手続や裁判期日には一般の方も多く来庁し、事務官が直接対応や手続の説明をする場面もあります。初めは知識不足で慣れない業務に苦労することもありましたが、上司や先輩職員が一つ一つの手続の意味や根拠を示しながら指導・教育してくれたことで、自分が行う業務の理解が深まりました。採用から1年程経った今では、できることや知識も増え、自信をもって対応や手続の説明をできるようになりました。任せていただく仕事も増え、チームの一翼を担っていることに大きなやりがいを感じています。
 裁判所は、「風通しの良い職場環境」が魅力であると感じています。分からないことは気軽に質問や相談をしやすく、若手の意見・提案も尊重され、積極的に発言しやすい環境です。職員同士の意見交換やコミュニケーションも活発で、仕事に対して熱心な方が多い、活気のある環境なので、チーム一丸となって働くことに楽しさを感じながら、前向きに仕事に取り組むことができます。
 これからは、さらに知識を習得し、より多くの経験を積み、上司や先輩職員のように成長していけるよう努力していきたいです。また、今後書記官に任官してより専門的な経験を積んでいけるよう、書記官になるための研修を受ける、裁判所職員総合研修所の入所試験のための勉強にも励んでいます。

 Private Time 

 休日は、北海道内各地の温泉やキャンプ場に行って、大自然と触れ合ったり、美味しいものを食べたりして心身ともにリフレッシュしています。裁判所は休暇が取りやすい環境なので、まとまった休みをとって、全国各地へ旅行に行き、ご当地の美味しいものを食べたり観光地を巡ったりしています。