Teamで働く(主任書記官×裁判所書記官×裁判所事務官)

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Team大阪地方裁判所

(左)裁判所書記官
 植木 輝(H20採用)
(中央)主任書記官
 林 敏彦(H17採用)
(右)裁判所事務官
 大下 乃愛(R4採用)


 大下さんは採用1年目ですが、第6刑事部の仕事や雰囲気はどうですか。
大下
 書面受付や当事者対応、開廷準備など書記官補助を主に行っています。職場の皆さんは忙しい中でも快く質問に答えてくれて、こういう資料があるとか仕事の流れとかを教えてもらっています。
植木
 大下さんは、どのように事務をすればその後の書記官業務がやりやすくなるか常日頃から考えて主体的に改善策を提案してくれるので、書記官としてとても仕事がしやすいです。こちらのほうが勉強になることも多くて。


 提案も職場の雰囲気が良くないとできないと思うので、私たちの部はとにかくよく喋るようにしているんですよ。裁判官も含めて雑談で盛り上がったり。
大下
 なので普段から質問もしやすいですし、採用前に思っていたより裁判官との距離も近いですね。
植木
 そういう雰囲気が生きてくるのが、連携が重要になる裁判員裁判だと思います。普段裁判所に来たことがないような裁判員の方をはじめ、警備関係者、報道関係者など多くの方々とやり取りする必要があります。

 大下さんには裁判員の接遇関係などを主に担当してもらっていますが、こちらが指示しなくても先回りして準備をしてくれて、任せられる安心感がありますね。逆に「主任、あれやりました?」と言われたり(笑)。

植木
 書記官は裁判に立ち会って調書を作成するという法廷の中の仕事がメインになるので、法廷の外で大下さんが緊張をほぐしてくれるおかげで裁判員の方の取り組み方が変わってくるのを感じます。

 事務官の働きぶりによって書記官は真にやるべき仕事に注力できるので、今後も現状に満足せず裁判をより良いものにするというパッションを持って働いてもらえたらと思いますね。
植木
 パッション、よく使いますよね(笑)。

大下
書記官を支える役割を精一杯果たして、
ゆくゆくは皆さんのような書記官になりたいです。