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「裁判所出前教室 やってみよう!裁判員」を開催しました
金沢地方・家庭裁判所七尾支部では,模擬裁判員裁判を通じて,裁判手続について正しく理解してもらうことを目的として,7月12日(金)に石川県立七尾高校で,憲法週間広報行事「裁判所出前教室 やってみよう!裁判員」を開催しました。
裁判手続説明
はじめに,裁判官から裁判手続の説明があり,生徒のみなさんに裁判手続の流れ等について理解を深めていただきました。
模擬裁判員裁判
コンビニ強盗を題材に,生徒の皆さんに裁判官,検察官,弁護人や裁判員役になってもらい,模擬裁判員裁判を行いました。生徒のみなさんは,大変熱心にそれぞれの役を演じていました。
評議体験・評議結果発表
被告人が有罪か無罪かについて,班別に評議を行いました。裁判で取り調べた証拠や,証人尋問の結果を踏まえて,各班では真剣な議論がされていました。評議結果発表では,全30班中,有罪の班が14班,無罪の班が16班となったため,最後の判決宣告の場面では,被告人に無罪の言渡しをして,模擬裁判員裁判を終えました。
質疑応答
評議後には,裁判官からの講評や,質疑応答の時間もあり,生徒のみなさんから事前にもらっていた「人を裁くことの難しさ」等に関しての質問に対し,裁判官から「刑事裁判で有罪判決を出すときには,被告人に何とか立ち直ってほしいという思いで判決を書いている」といったお話がありました。
参加していただいたみなさん,ありがとうございました。