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「やってみよう!模擬評議」を開催しました
金沢地方・家庭裁判所は,模擬裁判員裁判の傍聴や評議の体験を通じて,裁判所や刑事裁判手続への関心を高めてもらうことを目的として,6月13日(火)に大学生を対象に憲法週間広報行事「やってみよう!模擬評議」を開催しました。
刑事裁判手続説明
はじめに,裁判官から刑事裁判手続の流れや,刑事裁判の原則について説明がありました。模擬評議を行うにあたっては,被告人が有罪であるという確信を持つことができるか,という視点で考えていただきたいといった話がありました。
模擬裁判員裁判傍聴
強盗致傷事件を題材にした裁判員裁判を傍聴しました。参加者のみなさんは裁判官や裁判員の席に着席して,証人や被告人の話に耳を傾けていました。
模擬評議
傍聴した強盗致傷事件の被告人が有罪なのか,無罪なのかについて,2グループに分かれて評議をしました。時間の都合上,実際の評議のとおりの進行というわけにはいきませんでしたが,被告人に有利な事情,不利な事情について,証拠や検察官や弁護人の主張を検討し,議論しました。
発表・講評・質疑応答
模擬評議を行った感想の発表や,評議の進行を行った裁判官からの講評がありました。質疑応答では,裁判官の仕事のやりがいや,印象に残った事件などについての話がありました。
参加者の声
参加者からは,裁判の流れを理解できた,授業を受けるだけではできない体験ができたといったご意見をいただきました。
参加していただいた大学生のみなさん,ありがとうございました。