法曹三者の役割について正しく理解してもらうことを目的として，金沢地方・家庭裁判所は，金沢地方検察庁及び金沢弁護士会と合同で，「法の日」週間広報行事「三庁見学会」を開催しました。見学会には，金沢市立馬場小学校5年生及び6年生の皆さんが参加してくれました。

日程説明（金沢弁護士会ホール）

裁判所，検察庁及び弁護士会の三庁見学に先立ち，参加者の皆さんに対して，それぞれの見学先で出されるキーワードを集めてくるというミッションが出されました。
その後，参加者の皆さんは，3つの班に分かれて，裁判所，検察庁及び弁護士会を順番に見学しました。見学先では，裁判官，検察官及び弁護士から，それぞれどんな仕事をしているかについての説明があり，参加者の皆さんは，メモを取りながら熱心に聞いていました。

裁判所見学（金沢地方裁判所法廷）

三庁を見学した後は，裁判官，検察官及び弁護士への質問タイムが行われました。
参加者の皆さんは，法曹三者の仕事に興味津々の様子で，それぞれの職業のバッジに関する質問や，見学先で見た設備についての質問，さらには，「取調べでは，本当にかつ丼が出てくるんですか。」といった質問まで，法曹三者に対して，たくさんの質問が出されました。
さらに，参加者の皆さんに対して，見学先で集めたキーワードを使って挑戦するパズルのクイズが配られました。成年年齢引下げについてのクイズでしたが，キーワードを使って，学校やおうちで解くことができたでしょうか。

質問タイム（金沢弁護士会ホール）

参加者の皆さんからは，「裁判所や検察庁や弁護士の仕事を詳しく知ることができた。」，「バッジを見せてもらったり，法服を着せてもらったりして，楽しかった。」，「本当の裁判を傍聴席で見てみたいと思った。」といった感想をいただきました。
参加していただいた皆さん，ありがとうございました。