最高裁判所判事
中村愼(なかむらまこと)
(昭和36年9月12日生)
略歴
- 昭和61年
- 京都大学法学部卒業
- 昭和61年
- 司法修習生
- 昭和63年
- 判事補任官
その後、東京地裁、最高裁人事局、外務省条約局、外務省総合外交政策局国連政策課国際平和協力室、国際連合日本政府代表部、大阪地裁で勤務
- 平成12年
- 最高裁裁判所調査官
- 平成13年
- 最高裁総務局第二課長兼第三課長
- 平成15年
- 最高裁総務局第一課長
- 平成19年
- 東京高裁判事
- 平成21年
- 東京地裁判事
- 平成22年
- 最高裁秘書課長兼広報課長
- 平成24年
- 東京地裁判事(部総括)
- 平成25年
- 最高裁総務局長
- 平成30年
- 水戸地裁所長
- 令和元年
- 最高裁事務総長
- 令和4年
- 東京高裁長官
- 令和6年9月11日
- 最高裁判所判事
信条、趣味など
裁判官としての心構え
これまでの仕事において、物事に正面から誠実に取り組み、努力していく姿勢を大事にしてきました。司法、裁判の果たすべき役割を常に意識し、一件一件の事件に誠実に向き合い、事実を大事にして、多角的・多面的な視点から考え議論を尽くすよう心掛けたいと思います。誠心誠意努力して参ります。
好きな言葉
特に座右の銘というものはありませんが、「努力は決して裏切らない」という言葉が好きです。努力して良い結果が出ないとしても、努力した経験は残るように思います。
印象に残った本
面白そうだと思った本を乱読するタイプで、読み返すことは少ないのですが、何度か読み返した本として、「ガリレオの指」(ピーター・アトキンスほか)、「誤算の論理」(児島襄)、「指導者とは」(リチャード・ニクソン)、「素数の音楽」(マーカス・デュ・ソートイ)、「失敗の本質」(戸部良一ほか)があります。
オフの過ごし方
健康のためウォーキング、水泳をすることが好きです。時間があるときには、歴史、自然科学の本を読むこと、音楽を聴くことで気分転換をしています。