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夏休み子ども見学会を開催しました
令和6年7月30日(火)、最高裁判所において小学生を対象とした夏休み子ども見学会を実施しました。
暑い一日でしたが、たくさんの子どもたちが最高裁判所に見学に来てくれました。
裁判所について/大法廷について
見学会は、講堂で裁判所や裁判の仕組みに関する解説動画の視聴から始まりました。
続いて、日本最大の法廷である最高裁判所の大法廷に移動し、ここだけにしかない数々の特徴を紹介しました。
最高裁判所の大法廷には、天井に大きな円筒形の吹き抜けがあって、自然の光がふんだんに差し込む設計になっているんだ。
参加者のみなさんには、法廷内の照明を落として自然の光だけの法廷を体験してもらったよ。
参加者の声
- 難しい言葉をわかりやすく説明してくれたので、楽しく学べました。
- 大法廷には圧倒されました。
- 大法廷を見学できたのは本当に貴重な経験になりました。
裁判官の仕事紹介・質問コーナー
裁判官にも登場してもらい、裁判官の仕事をわかりやすく紹介しました。
質問コーナーでは、参加者のみなさんからの「裁判官になりたいと思ったのはなぜですか?」「どうすれば裁判官になれますか?」といった多くの質問に回答しました。
本物の裁判官の登場に最初はみんな緊張気味だったけど、裁判官の前には質問待ちの行列ができて、たくさん質問が出ていたよ。
参加者の声
- 本物の裁判官に直接質問でき、丁寧に答えてもらって感激しました。
- 将来、裁判官になりたいと思いました。
- どんな質問にも丁寧に答えようとしてくれる姿に、人に寄り添う姿勢が裁判官には必要なのだと感じました。
法服着用体験/パネル展示
法服着用体験では、本物の法服を着てもらい、大法廷の裁判官席で判決の言渡し体験をしてもらいました。
大ホールでは、裁判所の歴史や裁判所職員の仕事紹介のパネルのほか、昔の裁判官の法服も展示しました。
法服を着て、みんな大きな声で判決を言い渡していたよ。
裁判官席から見た法廷はどんなふうに見えたのかな?
参加者の声
- 裁判官の席は、座るところは柔らかく、背もたれは硬かったです。
- 法服着用体験は、親子で写真もたくさん撮れてとても良い思い出になりました。
- 裁判所に興味がわきました。夏休みの自由研究にしたいです。
おわりに
なかなか入ることができない大法廷の荘厳さに驚いたり、本物の法服を着て記念撮影をしたり、裁判官や裁判所職員に積極的に質問したり、参加者のみなさんの笑顔をたくさん見ることができました。
「参加してよかった。」「友達にも紹介したい。」といった感想をいただき、大変嬉しく思います。
今後もより裁判所を知っていただくための広報行事を企画していきたいと思います。
参加してくれたみんな、本当にありがとう。
今回のイベントが裁判所を身近に感じるきっかけになって、夏休みの楽しい思い出になってくれたらうれしいな!