<令和4年2月2日更新>
裁判所ウェブサイト及び最高裁判所民事・刑事判例集に掲載されている裁判例における記載の違いについて
昭和23年から平成9年までに言い渡された最高裁判所の大法廷判決14件【異なる記載があったことが判明した裁判例一覧(PDF:286KB)】について,本ウェブサイトにおける記載や,最高裁判所民事・刑事判例集(以下「判例集」といいます。)における記載が,実際の判決書の記載と異なることが判明しました。
現在判明している記載の違いのあった箇所については,下記のとおりです(現在調査中のもののため,いずれも暫定版となります。)。
- 本ウェブサイトにおけるものはこちら【記載違い一覧(ウェブサイト)(PDF:188KB)】
- 判例集におけるものはこちら【記載違い一覧(判例集)(PDF:211KB)】
裁判所としては,本ウェブサイトや判例集における記載と実際の判決書との違いが相当数判明したことについては,重く受け止めており,しかるべき調査を行ってまいります(※)。
なお,本ウェブサイト上の該当する裁判例については,近日中に,現在までに判明している箇所につき修正を施した上で再度公開する予定でおります(→10月21日修正の上公開しました。)。判例集の修正については今後の調査を踏まえて検討したいと考えています。
(※)司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員会合の開催【11月30日追記→2月2日更新】
・最高裁判所判例集及び裁判所ウェブサイトにおける記載と原本(謄本)との違いが判明した事案に関して裁判所の行う調査について,外部の有識者の意見を聴取するため,令和3年11月29日,司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合を開催しました。
会合においては,現在までの調査の状況や今後の調査方針を御説明し,これらについて第三者的な視点から意見をいただきました。
なお,本件については議事要旨を作成し,公開する予定です(→2月2日公開)。
おって,今後の調査の進展に応じて,改めて会合を開くこととされましたが,次回会合の日程は未定です。
・有識者委員の構成は,有識者委員名簿のとおり
【有識者委員名簿(令和3年11月29日現在)(PDF:42KB)】