<令和6年10月11日更新>
裁判所ウェブサイト及び最高裁判所民事・刑事判例集に掲載されている裁判例における記載の違いについて
昭和23年から平成9年までに言い渡された最高裁判所の大法廷判決14件【異なる記載があったことが判明した裁判例一覧(PDF:286KB)】について、本ウェブサイトにおける記載や、最高裁判所民事・刑事判例集(以下「判例集」といいます。)における記載が、実際の判決書の記載と異なることが判明しました。
現在判明している記載の違いのあった箇所については、下記のとおりです(現在調査中のもののため、いずれも暫定版となります。)。
- 本ウェブサイトにおけるものはこちら【記載違い一覧(ウェブサイト)(PDF:188KB)】
- 判例集におけるものはこちら【記載違い一覧(判例集)(PDF:211KB)】
裁判所としては、本ウェブサイトや判例集における記載と実際の判決書との違いが相当数判明したことについては、重く受け止めており、しかるべき調査を行ってまいります。
なお、本ウェブサイト上の該当する裁判例については、近日中に、現在までに判明している箇所につき修正を施した上で再度公開する予定でおります(→令和3年10月21日修正の上公開しました。)。判例集の修正については今後の調査を踏まえて検討したいと考えています。
<第1回>【令和3年11月30日追記→令和4年2月2日更新】
最高裁判所判例集及び裁判所ウェブサイトにおける記載と原本(謄本)との違いが判明した事案に関して裁判所の行う調査について、外部の有識者の意見を聴取するため、令和3年11月29日、司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合を開催しました。
会合においては、現在までの調査の状況や今後の調査方針を御説明し、これらについて第三者的な視点から意見をいただきました。
議事要旨については、令和4年2月2日に公開しました。【第1回議事要旨(PDF:460KB)】
<第2回>【令和4年12月26日更新】
令和4年9月16日、司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合を開催しました。
会合においては、サンプル調査の内容、結果等及び今後の調査の方向性(当面の間、全ての大法廷判決につき優先して調査し、更に調査対象を広げるかについては同調査の結果等も踏まえて検討していくこと)を御説明し、これらについて第三者的な視点から意見をいただきました。
今後の調査につき、1年後を目途に中間の報告を行うための次回会合が開催される見込みです。
議事要旨については、令和4年12月26日に公開しました。【第2回議事要旨(PDF:437KB)】
<第3回>【令和6年1月18日更新】
令和5年10月24日、司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合を開催しました。
会合においては、有識者委員に対し中間報告を行いました。今後の調査につき、1年後を目途に、中間報告を行うための次回会合が開催される見込みです。
議事要旨については、令和6年1月18日に公開しました。【第3回議事要旨(PDF:160KB)】
<第4回>【令和6年10月11日更新】
令和6年9月10日、司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合を開催しました。
会合においては、有識者委員に対し中間報告を行いました。次回会合は、令和7年中に行う予定です。
議事要旨については、令和6年10月11日に公開しました。【第4回議事要旨(PDF:183KB)】
<委員の構成>
本会合の有識者委員の構成は、有識者委員名簿のとおり
【有識者委員名簿(令和6年9月10日現在)(PDF:46KB)】
サンプル調査の結果【令和4年5月30日更新】
令和3年11月に行われた司法行政事務の適正な遂行の確保に関する有識者委員による会合での意見を踏まえたサンプル調査を実施しました。
上記サンプル調査の対象とした裁判例は次の70件です。【サンプル調査の対象リスト(PDF:221KB)】
サンプル調査により、記載違いの判明した箇所は、次のとおりです。【記載違い一覧(5月30日付)(PDF:321KB)】
ウェブサイトの記載違いについては、修正の上、公開済みです。
ウェブサイトの記載違いについて【令和6年3月27日更新】
現在までに把握している相違については、各裁判例のページの末尾(全文PDFが掲載されている箇所)に相違箇所を記載したファイル(別添PDF)を掲載しています。