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地代代払許可の申立方法について

1.申立人

差押債権者に限られる(民執法56Ⅰ) 。配当要求の終期までに二重開始決定を得た差押債権者も含まれるが,配当要求債権者や差押債権者以外の抵当権者等は含まれない。

2.申立ての時期

競売申立て後,代金納付までの間

3.申立手数料

収入印紙500円(民訴費用法3別表第一17ロ,8)

4.申立ての方式

申立ての趣旨及び理由を書面に記載して提出する。
【書式】地代代払許可申立書PDFファイル(PDF:44KB)Wordファイル(ワード:18KB)

(1) 申立ての趣旨
差し押えられた建物について,いつから,いくら(月額)の地代等を差押債権者が借地人に代わって支払うことを許可することを求めるのかを記載する。

(2) 申立ての理由
借地契約の締結及びその存続と建物所有者が地代を払っていないこと,並びに代払いの必要性を記載する。

(3) 添付資料
  (a)借地契約書の写し
  (b)地主が作成した地代不払いの旨の証明書
  (c)差押債権者作成の調査報告書等((a)及び(b)の提出について地主や借地権者が非協力的な場合)

 ※地主が死亡し,対象の土地について相続を原因とする所有権移転登記がされていないときは,上記に加え次の資料が必要です。

  • その土地の相続について遺産分割協議が調っている場合
    協議を証する書面及び戸籍等の相続関係を証明する書面
  • 遺産分割協議がない場合
    法定相続人全員の作成名義による(b)及び戸籍等の相続関係を証明する書面

5.その後の手続について

代払許可を得て,実際に代払いをした地代について配当を受ける際の手続については下記をご覧下さい。

【書式】地代等代払許可決定を得られた差押債権者の方へ(PDF:63KB)

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